そこに愛はあるのか?[完結]

第9章 /過去の真実




思わず…寛いだ。



このマンションのお風呂場は、私の部屋ぐらいある。


そして、いつの間に湯船に溜められていたのか、ちゃんとお湯が波ってあった。


聖がピコピコ何かを押してたから、それがお湯はりの装置なんだろう。



髪の毛を洗わせていただいて、体を洗って湯船に浸かった。



気持ちいいのと、眠たいのと、そしてさっきの聖から香った匂いと同じだと思ったら、なんだか嬉しくて顔が綻んだ。



湯船に腕を重ねて顎を乗せながら、ここまでの出来事をいろいろ思い出した。



高校時代の幸せだった時、辛かった時、知らない男と体を重ねた時。



私が一番幸せだったのは、やっぱり聖といた時間。



また、あの頃に戻れたらいいな…





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