そこに愛はあるのか?[完結]

最終章 /そこに愛はあるのか?






2月の末…



それはまだまだ寒くて、この街にも春はずっと遠いんじゃないかと思うぐらいに、寒かった日の夜…



鬼神の引退式と就任式が行われた。



大我が、総長就任にあたってメンバーに告げたこと。


「俺は、鬼神を最強で最高のチームにする。
第16代目鬼神のメンバー全員が、誇り高き鬼神としてどこにも負けないように…気合い入れるぞ!」



拳を高々と挙げた大我は、立派な総長の顔だった。



引退暴走の時には、総長だった誠ちゃんが乗る車を、守るようにバイクに乗っていた。



だけど…就任暴走で、黒い車に乗った大我はやっぱり総長のオーラを纏っていた。


二周目の走りで、伝説の総長のバイクに跨がった大我…


それはそれは、カッコ良かった。





0
  • しおりをはさむ
  • 1179
  • 2421
/ 756ページ
このページを編集する