カウントダウン

第1章 /私と彼の日常





いつものように、玄関の鍵を開ける。




そこには、見慣れないピンクのパンプス。




可愛いその靴は、私の物じゃない。




1LDKのこの部屋…




リビングに続く廊下を進めば聞こえてくる声…




リビングの奥の寝室から、漏れる男女のうめき声と喘ぎ声。




それと一緒に、ギシギシと音を立てるベッドと…




体と体がぶつかり奏でる音…水音。




「あぁんっ…も…も、イク…ヤッ…」




「…イケよ……ほら早く…声出せ…喘げ…」




またか…

お前がイケよ…

逝けよ…!




この卑猥極まりない命令男は、紛れもなく私の彼氏。




そして相手は…知らない女。





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