イケナイ☆新婚生活【完】

離婚の危機

マンションを出た途端、私の目からは今まで我慢していた涙がポロポロと零れ落ちてきた。


彰くん……

彰くん……

どうして信じてくれないの?

今朝は、私の味方してくれたのに

どうして……。


「うっ……。うぅ……」


私はその場にしゃがみ込み、嗚咽を漏らしながら泣いた。



暫く泣いて落ち着きを取り戻した私はこれからのことを考える。


これからどうしよう。

荷物も何も持ってこなかったから、どうすることも出来ないし……。


そんなことを思いながら、おもむろにポケットに手を入れた。

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