イケナイ☆新婚生活【完】

恋の相談

服を着た彰くんがリビングに戻ってきて、私たちはソファーに座りながらお茶を飲んでいる。


私の両親と彰くんのお義父様は楽しそうに会話をしているけれど、彰くんのお義母様は不機嫌そうな顔をしている。


この空気、嫌だな~……。


私がそんなことを思っていると、お義父様がお義母様に向かって口を開いた。


「律子。そんな顔してないで、少しは笑ったらどうだ」


「無理言わないで下さい。だいたい、私は反対なんです。せっかく私たちがさくらさんを紹介したのに、柚香さんと結婚するなんて……」


お義母様の視線が私に向けられる。


その視線に私は小さくなる。

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