一途姫とマザコン王子【完】

1番幸せな日  ☆咲斗☆

夏休みが終わり、2学期が始まった。


2学期1番のビックイベントといえば、やっぱり文化祭だろう。


俺のクラスも毎日のように文化祭の出し物について話し合っている。


「やっぱり、展示にしねぇ?」


「え~。展示なんてつまんない。文化祭っていえば、飲食店じゃん」


「でも、それだとゆっくり文化祭見て回れねぇだろ」


「じゃあ、展示って何を展示するの?」


「それは……」


こんな感じで、まだ何も決まっていない。


展示でも飲食店でも、どっちでもいいよ。

俺は、お母さんが来てくれればそれで……。


俺がそんなことを思っていると、高松先生に声を掛けられた。


「五十嵐~。お前は何やりたい~?」

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