Last Chanceを君に!【完】 

「カンナ~、今日はパスタにしようか?

それとも、外に食べに行く~?」



あの日から、なぜか、私の部屋に祐樹がいること。



何か普通に馴染んでるし。




「ねえ、祐。」



「う~ん、どうした?」




「あのね、大学とか、会社の方とか大丈夫なの?」




「うん。なんで?」




祐樹の就職先。


それは、祐樹のお父様の会社。




昔の祐樹は、父親と同じ道を歩くのを嫌がり、就職先は、自分で探すと言っていた。




なのに、なぜか、いつ心変わりをしたのかしらないけど、父親の会社へ入ることを決めた。



だから、就職活動で苦労したとは言わないけど、彼はこれから、二世としていろいろな重荷を背負うことになるだろう。


0
  • しおりをはさむ
  • 1015
  • 6930
/ 370ページ
このページを編集する