Last Chanceを君に!【完】 

祐樹side /俺の彼女


でも、人はそう簡単には変われない。


本当に最低だけど、カンナと付き合い始めたばかりの頃は、なんとなく、カンナにキス以上のことが出来なくて。



でも、他の女にはそれが出来たんだ。


だから、カンナを抱かないくせに、他の女は抱いていた。



高校を卒業して、大学に入ったばかりの俺は、完全に浮かれていた。



サークルだ、コンパだと誘われるがままに遊んでいた。



だからって、別にカンナを忘れていたわけじゃない。


週末には、必ず会っていたし、メールや電話はしていた。



ちゃんと、付き合ったことが無かった俺には、それでいいと思っていたんだ。


カンナは離れていかないと思っていたんだ。



そんな最低なことをしていたけど、俺は、ちゃんと、付き合っていると思っていたんだ。



カンナにあの日、あんなことを言われるまでは。


0
  • しおりをはさむ
  • 1015
  • 6904
/ 370ページ
このページを編集する