Last Chanceを君に!【完】 

祐樹side /1週間


次の日、不安と期待でいっぱいの俺は、校門から出てくるカンナを、本当に久しぶりに見つけたんだ。


「カンナ!・・・やっと会えた。」


そう思う俺とは裏腹にカンナの顔は曇っていた。

兎に角、カンナが今、俺の傍にいる。

それだけで嬉しい。


家に帰ろうというと、嫌がるカンナ。

それでも、しつこく誘うと、カフェがいいというカンナ。


今、ここで無理やり連れ帰って喧嘩になるなら、カンナのいう通り、カフェで話をした方がいいと妥協した俺。


カフェでは、カンナを奥に座らせ、隣に座った。


「今日は逃げせらないようにしないとね。」


という俺に苦笑いをする。

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