私の周りは金持ちばかり!?

第二章 必然の歯車 /波乱な幕上げ

現在の時刻、15時24分。
現在地は、セレブな場所六本木。
場違いにも程がありますね。

氷澤君がここで待ち合わせをとの事でしたので参りました。
とはいえ、待ち合わせ時間は、18時30分。
まだまだ時間は、たっぷりあるのです。

3時間もありますよね。
何故私がこんなに早い時間に居るかって?


全ては偉大なるお祖父様の所為です。


何処から情報を手に入れたのか非常に気になるのですが、私が本日六本木にて異性と会う事を知っていたのです。
地獄耳と言えばいいのか、なんと言えばいいのか…。
何はともあれ、お祖父様の自宅に呼び出され、


「よくぞ、あれほどの人物を取りそろえた。
さすが、儂の孫!!!!」


と、感動しておりました。
いや、取り揃えたって何ですか?
っていうか、何で知ってるんですか?
我が校にスパイでも送り込んでるんですか?


お祖父様は、生きる七不思議です。


というわけで、そんな御洒落かつ、セレブな場所に行くのならばと言われ。
本日早朝から現在にかけて六本木にあるホテルのスイートルームにて変身中でございます。
具体的に言えば、数十着のブランド服を着ては脱ぎ。
ヘアカットさんに髪をいじられ、ネイリストさんに爪をデコレートされ…。
挙句の果てに何やらメイクさんに塗りたくられてます。
何故にそこまでしなければならないのか疑問です。


普通じゃダメなんですか、普通で?


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