この復讐は決して愛と呼ばせない 三章~偏愛の生い立ち~












「―――アラン。いい加減にしなよ」

「千世くんさあああ!俺を呼び出すなら普通に呼び出しなよ!キミやっぱりちょっとズレてるよ!今ドキ靴箱にラブレター入れてくる女の子なんてどんな子だろうって楽しみにしてたのにさ!なんで待ち合わせ場所に来たら野郎が待ってんのさ気持ち悪いなホント!」

「女遊びも大概にしろって言ってんの」

「あのねぇ、前も話したでしょ。俺は自分からは誘ってないし、女の子の方から強引に誘ってくるから付き合ってるだけだってば。それに千世くんや篤志くんには何一つ迷惑かけてないと思うけど?」




頑張ることをやめると、途端に生きやすい世界がそこにあった。

他人を信じることをやめると、何を言われようと何を思われようとどうでもよくなった。






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