双子星

1章 /報酬は・・・

俺は、いつもどおり一番乗りで教室に入る。

早い時間に行く理由は、乃蒼と一緒に登校しているからだ。

乃愛は他の生徒に姿を見られたくないらしい。

一応乃蒼は、目元まで隠れるショートに、カラコンで度の無い眼鏡をしている。

カラコンといっても、黒なんだけどね。

家系の関係で、瞳の色が明るい青色で産まれてくる。なぜかね。

家族としても、俺達双子は異質の存在だった。

なんせ、オッドアイで産まれてきたんだから。

俺の左は薄紫で、間近で見ないと桜のようなピンクに見える。

乃蒼の左は色素の無い透明で、光の屈折によって色が変わる。とても、綺麗な色。

俺達がオッドアイだって知っているのは家族だけ・・・

幼い頃は、左を眼帯で隠して過ごしてたな~

しかも、同じ格好でよく間違われた。

今でも乃蒼とは全然変わらない。

今頃、180cm以上なって乃蒼に覆い被さるぐらい大きくなってる予定だったのに。


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