双子星

1章 /浅見俊介という男・・・

カタカタカタカタ・・・


東生徒指導の教室から響くこの音。


正体は、乃蒼がパソコンを打つ音だ。


ここへの、立ち入りは理事長から禁止されている。


なので、「誰もいない教室からカタカタと音が聞こえる。もしや、何か出るから理事長は立ち入りを禁止したのか。」などと、変な勘繰りをする奴まで現れるしまつ。


そして、七不思議認定された。


「東棟生徒指導室の幽霊ちゃーん、来たよー」


「虎蒼、その呼び方はなんです? 私のことですか?」


「誰もいないはずの教室でカタカタと鳴り響く音・・・まさしく怪奇現象だ。だって」


「そんなことより、放課後あの子達を連れて来てください。今、分かっている浅見俊介について話すので」


「わかった連れてくるね♪」


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