双子星

2章 /なんてこったァ~

つかれたぁ~


早く終わんないかなー


一学期末テスト・・・一教科でも赤点があれば、夏休み返上で補習へ来なければならない。


西棟は赤点ラインが50点なのである。
ついでに、乃蒼のいる東棟は15点。



差がありすぎでは?と、思った方、これは、妥当なラインなのです。


東棟は勉強の出来ない子がたくさんいた為、これ以上上げると赤点続出、教師過労で倒れるの図になったらしい。


なので、苦しくも下げざるを得ないかった。
代わりに、社会に出たときこれだけは覚えておけというものをギュッと詰め込んだお手製の問題集が出されるようになったらしい。


不良が、本当にしてくるのかって?東棟の教師陣を嘗めることなかれ。



とある生徒が問題集をしてこなかった、らしい。
教師は『問題集はあるのか?』と訊ねた。
とある生徒は『そんなもの初日に破り棄てた』と応えた。



とある生徒は教師に連れていかれ約一時間程して帰って来た。クラスメートは彼の顔を見て恐怖した。
とある生徒は顔面蒼白だったのだ。
何があったのか訊ねるも、黙ったまま何を思い出したのか震えだした。




こんなことがあってから、馬鹿な新入生が同じ過ちを興さないように、言い伝えられてきたそうだ。


ちなみに、とある生徒(現理事長)、教師(俺らの父)だったりする。
理事長に何があったか訊くと「あの頃は、調子に乗ってイキってました。すみません・・・」と部屋の隅で踞ってしまった。


昔は勉強出来ない、赤点ギリギリのお馬鹿だったらしく「よく理事長になれたね」といったら「オレ、ベンキョウガンバッタ」しかいわかくなった。


マジ、父何した・・・


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